『四季 立原道造』 愛蔵限定版200部、愛蔵限定特装版20部、本文blue nuit刷、serial number入
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立原道造(詩人・建築家 1914〜1939)
立原道造は、驚嘆すべきことに、1934年から1938年までの、わずか5年の間に、建築家としての研鑽も積みながら、後世に残る作品群を創造した。その粋というべき数々が、「四季」に寄稿されたものにほかならない。
この度刊行した『四季 立原道造』には、その「四季」で発表したすべての作品(詩、書評等)を底本(旧仮名・旧漢字)とし(但し、座談会は割愛)、1939年の立原道造没後に編まれた「立原道造追悼號」(第47号)内の作品も遺稿として収載した。
「この((風立ちぬ))の停止するこの瞬間に僕は美しい晩秋の最高のアダジオを經驗する。ひとつの陽ざしが凋落を明るく彩る。風景の完成する紐帶を隔てて、堀辰雄と僕と、ふたたび唇にのぼせる――風立ちぬ、いざ生きめやもと。
大きな響が空に鳴りわたる、出發のやうに。何のために?聞くがいい。……僕らは今はじめて新しく一歩を踏み出す。((風立ちぬ))としるしたひとつの道を脱け出して。どこへ? しかしなぜ? 光にみちた美しい午前に。」 (「四季」への最後の寄稿「風立ちぬ」より)
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立原道造著
株式会社本郷書森
2022年12月発行 |
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☆愛蔵限定特装版
A5判変型・フランス装・240頁
定価:本体8000円+税 |
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☆愛蔵限定版
A5判変型・240頁
定価:本体3500円+税

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『星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう――最後のノオトと書簡』 愛蔵限定300部、本文blue nuit刷、serial number入
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立原道造(詩人・建築家 1914〜1939)
わずか24歳8か月という若さで逝った天才詩人立原道造
1938年11月25日〜12月15日の南方への旅で綴られた手記と書簡を
1冊にまとめた“立原道造ファン”待望の書
「のりこえのりこえして生はいつも壁のやうな崖に出てしまふ ふりかへると白や紫の花が美しく溢れてゐるのだが 僕は すべてを投げ出して 辛うじてすこしづつ前へ進んでゐる 》光を奪へ!《 ……長崎に來て見たものは楠の木の葉に陽があたるのだけだつた そして人の會話をよそからきいてゐると どこの言葉か 全然わからない 仏蘭西語のやうにもきこえる たうとう この南方は僕に何ものも與へてくれなかつた しかし 僕は 何かを自分のなかにきづき得た」 (12月13日 滞在先の長崎から親しい友に宛てた最後の手紙)
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立原道造著
株式会社本郷書森
2019年9月発行 |
300部限定、上製・四六判・224頁
定価:本体2000円+税

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『大和路 堀辰雄』 300部限定/愛蔵版
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堀辰雄とともに
大和路を辿ってみませんか
「大和の山々は、どんなに小さい山々にも、その奧深いところに何か哀歌的なものを潜めてゐる」(堀辰雄の言葉から)
大和への想いを残しつつ惜しくも48歳でこの世を去った堀辰雄。
『風立ちぬ』の作者としても著名な堀辰雄の奈良に関する作品・手紙等を1冊に本邦初編集。
昭和10年代の戦争のさなか、ある時は妻と、ある時は友と、多くは独りで、宿痾を抱えながらも6度にわたり「大和路」を訪れた堀辰雄。「大和路」行から、多くの手紙が出され、それらをもとに佳作が生み出された。『大和路 堀辰雄』は二部構成とし、第一部は作品他、第二部は書簡(その多くは妻宛)他として、堀辰雄の書き遺した「大和路」に関する、ほぼすべてのものを、原本(初出誌・初版本)を尊重し旧仮名遣いで収録した。
『大和路 堀辰雄』は完売いたしました!
ご購入をありがとうございました! |
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堀辰雄著
株式会社本郷書森
2018年4月発行 |
300部限定、上製・四六判・224頁
定価:本体1500円+税
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詩聖タゴール来日100周年記念『新・完訳 日本旅行者』
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「今からちょうど百年前、一九一六年にベンガルの詩人ラビーンドラナート・タゴール(ベンガル語発音はロビンドロナト・タクル、以下タゴール)は日本を訪れ、この『日本旅行者(Japan Yatri)』を書き残した。(中略)タゴールは確かに百年前に日本を訪れ、これらの文章をしたためた。しかしそこに描かれたのは、百年前の日本というよりも、古くもあり、新しくもある、ある種「永遠の」日本だったのだ」
(本書「解説」より)
タゴール著 『新・完訳 日本旅行者』 は完売いたしました!
ご購入をありがとうございました! |
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ラビーンドラナート・タゴール著
丹羽京子訳
株式会社本郷書森
2016年12月発行 |
300部限定、上製・四六判・224頁
定価:本体1500円+税 |
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『毘龍國物語』
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私たちが暮らす国、日本。この日本の南には広大な太平洋が広がっています。そして北には、同様に日本海が広がっています。
けれども、事実はそうではなく、北に太平洋が広がり、南に日本海が広がっているのです。
そして、日本の首都は東京ではありません。
私たちが認識している事実は、そのほとんどが「記録」の記憶によるものです。
しかし、その「記録」自体が異なっていたとしたら……。
実は、私たちの周りは「異世界」に包まれているのです。
そんな「異世界」の一つが、『毘龍國物語』に存在する「毘龍國」なのです。
どうぞ『毘龍國物語』を手に取られ、「見えないものが見えてくる」、そんな「異世界」へ旅立ってください。 ∞ 霧 無彦 ∞
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霧 無彦著
株式会社本郷書森
2014年2月発行 |
300部限定、上製・四六判・256頁
定価:本体1800円+税

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